クーラーに竿立てがあるのと無いのとでは大違い。
竿立てがあると、竿出しの時や餌付けに非常に便利です。 このためメーカー製の投げ釣り用クーラーにはもともと竿立てが付いていたり、第一精工さんからは竿立てパーツが販売されてたりしています。 でも黒潮メンバーはこれでは納得しません。磯での使用を前提とすると、折れそう、外れそう。おまけに収納時にかさ張るということで、自作します。 製作担当はルアー名人さんです。 シマノのスペーザシリーズは曲面が多く取り付けが難しいのでシマノ製の竿立てを使った方が良いでしょう。 竿立て 竿立て自体は、直径5mmのステンレス棒550mmに、同じく70mm程度ステンレス棒をくの字に曲げ棒と溶接して完成。竿と当たる部分には夜光チューブなんかをかぶせておくと良いでしょう(と思いながらまだやってません)。溶接しなくても金属パテや自由樹脂なんかでも固定できると思います。
竿立てを受ける部分は塩ビ板で作ります。10mm厚 高さ30mm×幅60mmの塩ビ板を2枚準備して、直径6mmの穴を一枚は貫通(上側)させ、もう一枚(受け側)は半分程度まで開けます。 続けて、取り付け用の穴を適当に2箇所ずつ開け、取り付けネジが飛び出さないように、直径6mmで1/2ぐらいまで落としこんでおきます。写真のものは角を落としています。 バスコーク(クリア)という接着剤を併用しておくと、クーラーの壁内への浸水が防げるでしょう。 竿立てがクーラーから外せるので嵩張りません。竿立てはロッドケースに入れて持ち運びます。受け側も出っ張ってないので自宅でクーラーの収納場所に悩むこともありません。 おまけにメーカー品と異なり竿立てと竿の間に道糸が通る隙間ができるので力糸の巻き直しなんかもラクラクで、とっても優れものです。
(注意)
改造を行うとメーカー保証は利きませんので自己責任でお願いします。 やる人はいないと思いますが、真空パネルを使用したクーラーでは穴をあけてしまうと只 の箱になってしまいます。自由樹脂(東急ハンズとかで入手できます)とか強力な接着剤 で固定してください。
|