釣り場で寝るなよという声が聞こえてきそうですが、「夜になったら寝る」これは生理的欲求なんでどうしようもありません。楽しい釣りのあとに居眠り運転で事故なんてのもシャレになりませんから、釣り場では短時間でも密度の濃い睡眠を摂りましょう。う〜ん言い訳にしか聞こえない。
いや私は夜は寝る派です。深夜の爆釣と睡眠どっちをとるかっていわれても多分睡眠を取ります。 快眠のためのその1 テント 夏は暑い。冬は寒い。風も吹けば、雨も降る。蚊もいるし、釣り場ではムカデや動物もいます。 そんな場所で快適に寝るにはテントは必需品です。車中泊より熟睡できますよ。 一人用の3〜5千円ぐらいのもので充分でしょう。夏の使用が中心なら開口部が大きい物を選んだ方が涼しいです。3人用とか買ってしまうと磯では設営場所を探すのに苦労しますよ。 普通のアウトドアの場合、普通は地面は土ですが、釣りの場合、岩場やコンクリートってケースも多いんで、テントの底にすぐ穴が開いてしまいます。安物でいいんでレジャーシートを下に引いておくと、ある程度擦れ防止になります。(テントの底面よりやや小さいものがオススメ) 一流メーカー品を買うに越したことはないですが、雪が降ってたら普通釣りに行きませんし、岩場で高級品を張るには勇気がいります。高いテントを無理に買うぐらいなら下記のテントマットにお金をかけましょう。 注)道路わきなど目立つところにテントを設営すると、職務質問を受けたりします((ル)さん経験済み)。迷惑のかからないところに設営しましょう。 快眠のためのその2 寝袋(シュラフ) これもまあ雪山で寝るわけじゃないんで、まずは1〜2千円の安物でいいでしょう。 封筒型とマミータイプ(ミイラ型)がありますが、春〜秋なら布団替わりなんで封筒型が良いでしょう。 冬用の良いのが欲しくなったら、マミー型も検討下さい。 快眠のためのその3 テントマット テント内の寝袋の下にマットを引くとさらに快適に寝られます。銀マットが一般的ですが、ここにはお金をかけておいた方が良いです。初めて12月の磯でテント泊したときは銀マットを使いましたが、下の岩から来る冷気で全然寝られないだけじゃなく、どんどん体温を奪われて行くし、一人ぼっち。朝までがとんでもなく長く感じました。 マットの機能は地面の凹凸の吸収と断熱です。 銀マットは薄いのでクッション性、凹凸吸収はほとんど期待できませんし、断熱性も冬は効果薄。 インフレータブルマットがアウトドア用途では人気のようですが、岩場で使って穴が開くとクッション性がダウンする?使ったことがないのでわかりません。 おすすめはカスケードデザイン社のリッジレスト。嵩張りますがクッション性、断熱性は抜群です。 またスポンジのように吸水しないので、テントの底から浸水してきても、寝袋の浸水は防げます。 運搬時に丸めると嵩張るので、管理人は布団のように畳んで収納してます。 快眠のためのその4 冷房と暖房 そんなものアウトドアなんでありません。真夏はペットボトル飲料を凍らせておき、寝る前にクーラーボックスより取り出し、タオルを巻いて文字通り氷枕に。首筋を冷やせば若干でも体温が下がって快適になります。 真冬はテント泊なんてしませんが、冷え込んだときの暖房は湯たんぽを。最近はゴムや塩ビ製の水枕タイプが発売されており、金属製とかと比べると嵩張りません。ポットでお湯を持っていき、寝る1時間ほど前にお湯を湯たんぽに入れ、寝袋に放り込んでおけば、寝るときには寝袋がぽかぽかに。 少々の冷え込みなら頭寒足熱で快眠できます。 また寝起きにはお湯で顔を洗うこともできます。水枕タイプの湯たんぽはFashy社、コラゾン社、ダンロップ社などから発売されてます。
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