12月の例会は東備地区サーフの納竿大会を兼ねます。 例年ですと小豆島での大会ですが、参加人数の低下からフェリーのチャーターが難しくなり、本年度は境水道一帯で開催。 例年通どおり、カレイの部、アイナメの部、大きな大物の部(スズキなど)、小さな大物の部(キス、ベラ、カサゴなど)の4部門で表彰が行われます。 1日の昼12時に実釣スタートで2日11時からカニカゴ岸壁で検寸のルールです。 この時期の境水道なんで、やっぱり「おおけーカレイが釣りてーのー」(岡山弁;大きいカレイが釣りたいな)。カレイは大物実績のあるポイントでしか大きいのはでないってことで、外江(とのえ)、森山岸壁、森山郵便局裏あたりの有名ポイントに入りたいとこです。 2週前に開催された全カレイでも、その他の情報でも有名ポイントで40cmオーバーの良型が出ているそうです。(まあ有名ポイントには出ている竿の数も多いから釣れる確率が高いってのは、有名宝くじ売り場で高額当選が多いってのと同じと思いますが) チョン投げ師さんと中田さんは外江のポイント確保のため、30日の20時頃、岡山を出発。 残りのメンバーは、1日の朝出発。 (チ)さんと中田さんが先週下見に行ったところ、カレイは好調だがエサ取り多しとの情報。 でアオムシ4千円とホンムシ2千円を準備。 ルアー名人さんと管理人は8時に出発し、高速代を節約して国道53号線〜181号線を通って米子市に。天気予報は小雨でしたが、落合付近から雨がパラツキ初め、11時過ぎに米子に入る辺りでは前が見えないほどの豪雨に。チョン投げ師さんから電話で、「雨も風も強くてテントから出れん」と。 この雨じゃしばらく竿は出せないし、竿を出しても撃ち返しも出来そうにないんで、ながえや本店さんでユムシとイワシを調達。 まずは森山方面を偵察。森山岸壁は雨でもさすがに西の角を初め、三脚が並んでます。 その西側の草むらの中に、梅さんの車発見。タケちゃん、千松ちゃん、梅さんが入っているようです。 12時半ごろ森山郵便局裏に到着。郵便局の真裏が空いていたので、取り合えず三脚を出して場所を確保しときます。 すでにスタート時刻の12時は過ぎてますが大雨なんで昼食を取りながら時間を潰しますが、釣り場を前に竿も出さないんじゃ時間が経ちません。 車横付けポイントに移動じゃ!と美保関方面を偵察。車を止められそうな場所には投げ師らしき車が入ってます。 旧福浦小学校前は空いてました。対向車も来そうにない細い路地になんとか車を突っ込みます。 リアハッチを雨よけに竿を出していると、横の家のばあちゃんが出てこられ、「ココに車を止めたらだめ。チェーンが張ってたでしょ。」と(チェーンは掛かってませんでした。工事の車にぶつけられて弛んでしまったよう)。釣りはOKとのことなので、すみませんとお詫びして車を移動。 まだ雨は降ってますが、一旦釣りモードに入ってしまったので竿出しすることに。 15時頃には止むでしょっと。 で竿を出していると、さっきのばあちゃんが出てきて、「雨の中ご苦労さん。まあみかんでも食べられ。」と(ご苦労さんって遊びなんですが・・・。みかんおいしくいただきました。) 14時に釣りスタート。雨にも負けず、エサ取りにも負けず、撃ち返しをしますが魚信はなし。 (ル)さんはフグにウミケムシの釣りを堪能しています。 と15時半にゴンゴン・・・ゴンゴンと魚信が。「フグ、フグ」と(ル)さんが呪文を唱えてますが、釣れたのは30cmほどのアイナメ。この時期アイナメはそうそう出ないので早くも東備大会上位入賞決定です。 雨は小降りになりましたが、その後、魚は釣れません。おまけにS社のブーツは底が外れてパコパコ言ってます。今回は足場が良いのでビニールテープで取り合えず補修しますが、磯だったら危険です。 (-_-メ) (帰って調べたらリコール対象商品でした) ・ ・ ・ 日もすっかり暮れた18時過ぎ。2本の竿に同時に魚信が出ます。一本の竿はイワシ餌なのでマゴチ、ソイを期待して放っておき、もう一本の竿にアワセを…スカッ。なんでじゃ? 気を取り直して、イワシ餌の竿に大あわせを食らわせると、マゴチの割には軽っ。22cmのカサゴでした。丸々太って美味しそう。
続けて19時頃、小さな前アタリがあり竿の後ろで構えているとドラグがジャ〜〜っと良い音でなります。(ル)さんの方を見てニヤリ。スズキを確信して大あわせ………。これまたスカッ。スズキさんと縁がありません。 (T_T) その後、アタリはピタリと止んでしまいました。22時までやってみますが、寒さに負けて翌日のカレイポイントを確保のために移動開始。 森山郵便局裏や森山岸壁の西方面には先客があり、森山岸壁の真中付近に三脚を構えます。テントを張って0時就寝。 ・ ・ ・ 4時半に起床し、5時スタート。 しばらくすると、(ル)さんの竿に魚信。大アワセを食らわすと、竿が良い感じで曲がってます。 ちょっと小ぶりですが40cmオーバーのマゴチゲットです。 その後は撃ち返してみるものの、エサも盗られません。タケちゃんが昨日言ってた通り森山付近はなぜかエサ取りがいないよう。 6時が過ぎ、だんだんと明るくなってくると足元に落としていた竿にアタリが出て、20cmほどのアイナメが。
すっかり明るくなった7時過ぎ。右手の沖の海面がざわついてます。ボイルです。 あの距離では届かないなと思っていると、(ル)さんが「投げ竿にジェット天秤を付けて、その先にルアーを結んで投げればえんじゃ。」と。どうしようかと考えているとぐんぐんボイルが岸に近づいてきます。 慌ててルアーロッドを延ばしますが、焦ってルアーが結べない。 ドタバタしていると正面10mほどのところでバシャバシャ。 なんとかルアーをキャストすると、着水したとたんにヒット!で40cm程度のスズキ(セイゴ)ゲット。 (ル)さんもすぐに同サイズをゲット。 その後も何匹か掛けましたが全部バラして、15分ほどでボイル終了。手ごたえから40cm前後の群れのようです。 その後も小ボイルが時々発生。サイズは小さいのですが面白いので、投げ釣りはそっちのけ。 スズキは完全にスイッチが入っちゃってるようで、お隣さんのラインをまたいで真下にぶら下がったルアーまで食おうとしている始末。 (ル)さんは5匹、管理人は4匹釣り上げました。 (管理人の誕生日をスズキさんが舞い踊りで祝ってくれましたとさ。)
一方、投げ釣りの方は、ルアーの邪魔になるのでチョイ投げしていたら、小アイナメとハゼが釣れてました。大したアタリも無いまま10時半となり納竿。 検寸会場は鳥取側のカニカゴ岸壁です。 黒潮サーフの担当はアイナメの部。でもさすがにアイナメは出ておらず、開店休業なんで店主(ル)さんは、他の検寸状況を見学に。
で東備大会の結果は、カレイの部 優勝 中田さん46.1cm! アイナメの部 優勝 管理人29.4cm(アイナメの提出は2名だったもんで…) 大きな大物の部 優勝 千松ちゃん スズキ73.5cm! と黒潮サーフで優勝カップを3つも頂いてしまうという出来過ぎた結果でした。(数値は黒潮例会での検寸値) (ル)さんがワシだけ賞品が無いとブツブツ。 ( ̄ー ̄)
一方、月例会の結果は(二匹以下長寸ただしスズキ+スズキは除く) 優勝 特大スズキで2匹計1mオーバー 千松ちゃん 準優勝 もう少し大きなマゴチ、スズキならで ルアー名人さん 3位 しぶとくスズキ、カレイで チョン投げ師さんでした。 主な釣果(7名で) カレイ46、38、33、31、31cm 30cm以下6匹 スズキ74、47、45、41cm 40cm以下いっぱい マゴチ41cm アイナメ29cm カサゴ22cm ソイ22cm (ル)さんと管理人以外の5人はカレイを釣ってました。
1日12時 実釣開始 検寸2日 11時〜11時30分
1日 小潮 干14:19 満21:57 2日 干02:41 満07:42(境港) |