いよいよ時間をかけて準備してきた、「岡山黒潮サーフ結成30周年記念投げ釣り大会」です。本当にたくさんの協賛をいただき、参加賞だけで元が取れるほど。 大手総合メーカーさんを始め、針メーカーさん、ラインメーカーさん、グッズメーカーさんから、地元の釣具店さん、友好クラブのみなさん、個人の方からも。 下世話な話ですが、定価ベースでざっと賞品総額50万円超!一クラブの大会とは思えないの豪華賞品となりました。 参加資格もオープン参加型として、東備地区サーフ加盟クラブだけでなく広く参加していただこうと企画しました。結果、友好クラブの他に会社の釣りクラブや個人での参加もいただき総勢84名の一大イベントとなりました。 果たして黒潮メンバーに大会を捌ききれるのか… てことは置いといて、自分らも楽しまんことにはと、黒潮メンバーは小豆島大部方面へマダイ狙い。前日から降り続いている雨は大会当日の午前中も残ってます。 九州南部や四国地方は例年よりかなり早く梅雨入りし、中国地方も梅雨入り間近のようですが、取りあえず、明日の表彰式は晴れの予報。 大会ルールで実釣開始は12時からですが、同船のメバル・フカセ師の方々の方が先に予約を入れられてましたし、人数も大いので民主的にそちらに合わせて12時30分出船。 この頃には、なんとか雨もあがりました。 フカセ師の方にいくつかのポイントを譲っていただきながら、順次渡礁していきます。琴塚前鼻にタケちゃん、大部大島の大岩に西谷さん、大部弁天島の北向きに佐伯サーフの成清さんと梅さん、南向きに中田さん、チョン投げ師さんは毎度の妙見崎に。後はルアー名人さんが小部小島をリクエスト。管理人は船が着かない、2人は入れない、魚がいないとポイントにことごとく嫌われて降り損ね。船長さんにお任せし、結局(ル)さんのお邪魔をと小部小島に一緒に降りました。千松ちゃんは牛窓の地方(じかた)から参戦だそうです。 潮替わりは14時過ぎのはずですが、すでに西に潮が流れているのが見えます。急いで4本づつ準備し、(ル)さんは北向きに3本投入。1本は東向きに投入しキス狙い。管理人は4本を大部大島方向に遠投。 まこと船長情報では、最近、小豆島周辺はマダイ好調で結構綱引き勝負でハリスが飛んでいるとか。
そうこうしている内に15時のベストタイムが近づきました。本命に専念するの前にとキス用の竿の方を世話をしていると、本命竿の方で(ル)さんが「ドラグが鳴っとるで!」と呼びます。慌てて竿を取り、しばらく手持ちで待ってみますが生体反応なし、一応、アワセを入れて見ますがスカッ。 上げてみるとハリスが飛んでました……。またやってしまいました。まだまだ日は高いので大物はなかろうと6号ハリスでした。時すでに遅しですが、8号ハリスで仕掛けを結び直します。
次はいよいよ夕マズメと準備を。ふとコウジ餌を見ると、弱っているみたいなので、磯際に降りて海水で洗ってやります。 と、またまた本命竿のドラグが!スズキのような速い糸の出じゃないです。 道糸の方向に目をやると大きな竹が浮かんでます。「なんやゴミかいな。」と言いながら、巻いていると、途中で竹は外れますがまだ重いです。なんで?と思いながら巻いていると、突然ゴンゴンと締め込みが! 横で見ていた(ル)さんの方を見るとすでにタモを構えて準備万端。が手前の根に食われてしまいました。竿を煽ってみるとラッキーなことに根から離れましたが、ラッキーはココまで。次ぎの締め込みでフッと軽くなり、10m程先で大きな白い魚体が翻り、消えていきました……。 ゴミと思い込んでアワセ不足。針が貫通していなかったのか丸セイゴ18号が伸って、アウト。多分、年なしクラスのクロダイだったのに…(逃がした魚は、めちゃくちゃ大きいです)学習効果が全くありませんね。 ワンモアチャンスと撃ち返していると、今度は(ル)さんの竿。ちょい投げしている竿のドラグが激しく鳴りながら、ラインは潮上に走って行きます。 (ル)さんが竿を手に取りますが手ごたえ無し。これまたハリス切れ。これは大型スズキっぽい走りでした。 このアタリを最後に、静かな時間となってしまいました。 (ル)さんはやる気マンマンで撃ち返してますが、こちらは眠気で気を失いそうなんで、夜中の3時前の潮返しまでオヤスミ。21時にテントに入ります。 ・ ・ ・ ・ 気がつくと3時過ぎ。どこでも熟睡できるようになったもんだと。……とっくに潮返しの時間は過ぎてます。 テントから這い出すと(ル)さんはすでに臨戦モード。三脚の間で仮眠したのみの気合の入りよう。「どんな?」と聞くも「アナゴとチャリコサイズしか居らん」との返事。 うーん大アタリはなしですか。とはいえ今回最後のチャンスと仕掛けを順次投入します。
今度は管理人の竿に小さなアタリが続いてます。クロダイっぽいアタリですが、食い込んでないようなのでしばらく放置。 というかそのまま忘れてました。しばらくして(ル)さんの「クロダイの顔は見せてくれんのか?」の声がけで思い出し、巻き上げると30cm弱のチャリコでした。 これにて時間切れ。主催者なんでちょっと早めの8時に納竿。 千振島・葛島方面に釣行されていた岡山潮サーフの方々と一緒に牛窓へ帰ります。 潮サーフの皆さんはクロダイを釣られているよう。 多数協賛いただいた賞品を並べ、記念大会の看板と協賛いただいた方々の名前を掲示をしていると、あっという間に時間は過ぎ11時に。もうすでにポロポロと参加者の方が帰って来られて、お礼とあいさつを。当日にもさらにお祝いや賞品を届けていただいた方もあり、準備していたブルーシートに乗り切らない状態になってしまいました。(置ききれず地べたに置いてしまってスミマセン) 順次、受付をしていただき参加賞を渡します。参加賞も各社のタオルにステッカー、潟tァジーさんが特別に準備してくださった自社製品セットやクレラップなどなどと豪華。(予想を上回る参加人数だったんで商品はまちまちです) 審査は東備地区サーフのみなさんにお願いしました。さすがにみなさん手際が良く滞りなく審査は進みます。ざっと見ると、良型のマダイやキスがあがっています。クロダイの部の方は撮影体制に入る前に審査が終わってました。写真が無くてスミマセン。 他魚の部は大型スズキが出ずに残念だったなと思っていると、最後にどんでん返し。審査終了間際に70cm弱のスズキが提出されました。 表彰式では、協賛各位のご紹介、タケちゃん会長からのあいさつと進みます。 続いて各部門の表彰。
下位の方も順次表彰し、ボーズの方にも抽選で賞品が。 非常に多く企業や釣具店さん、友好クラブの皆さんから、たくさんの賞品の提供をいただきました。当日も、グリーンキャスターズの岡崎博士からメロン、まーぼパパからも釣具の詰め合わせをたくさん。まこと船長さんからも豪華賞品を提供いただき感謝感謝です。 更に潟tァジーさんからは参加賞をいっぱいいただいただけでなく、お子様向けにカニトリーナまで提供いただき、これは抽選なしでお子さんのいらっしゃる希望者の方に進呈。この他、匿名希望の企業団体さまからも賞品提供いただき、などなどなどなど…紹介しきれずスミマセン。
大会成績 マダイの部
クロダイの部
キス・ベラの部
他魚の部
協賛各位 一方、月例会の結果は(異種2匹長寸) 優勝 カンダイとカレイで ルアー名人さん 準優勝 マダイの相方でイシモチも釣ってたのね 中田さん 3位 太ハリスを使っていたら、バラシが無ければ、とタラレバの 管理人でした。 主な釣果(7名で) マダイ 47、29cmチャリコサイズはいっぱい クロダイ34、31、28cm カンダイ46、42cm ウシノシタ41cm アイナメ30cm カレイ35、27cm キス22、21、21、21cm 20cm以下いっぱい ベラ20cm前後がいっぱい カサゴ23〜18cmがいっぱい なぜかメバルもポロポロ(投げ釣りで) 数は爆釣!コレに大物が混じれば言うことなしの釣果。 実釣開始 5月31日12時 審査時刻 6月 1日12時〜12時30分 潮汐(宇野) 31日 中潮 干潮14:02( 44cm) 満潮20:41(227cm) 1 日 中潮 干潮02:49( 94cm) 満潮08:14(209cm)
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