今年の11月の例会は牛窓で通し釣りです。
夕方と夜中の潮は、潮位差も少なく流れそうにありませんが、朝の潮は潮位差250cm以上ありスズキ、ニベの期待大です。 カレイは小豆島では出始めているようですが、牛窓ではまだ情報が入っていません。 出船は15時。 「ちょっと遅いけど、子供の七五三祝いにマダイも釣ってくるわ」と家を出ます。 ホンムシ¥1500は事前に購入していますが、他の餌を仕入れていないので釣りエサ十八番に寄ります。 十八番さんは小ぶりのユムシが1ケ\50なのでユムシ10ケとアオムシを¥2000オーダーしますが、「ユムシは今日は予約分しかありません。」と。 あっ今日は全日本サーフの全カレイ選手権とバッティングしてましたか。 ちょっと奮発して本コウジ5ケ(1ケ¥200)に変更。 それとまだキスがいるかもと砂虫も¥300。 集合場所に集まったのは3名のみ。 予定通り15時に出船し、まずは黒島塚の下へタケちゃん。塚の下はいつもなら小倉崎から歩かないと行けませんが、今日は潮位が高いのでポイントのすぐ東に着船できます。 続いて小倉崎へルアー名人さん。 管理人は、3人なんであまり遠くに行ってもらうのも申し訳ないんでと思いながら、比較的相性の良い黄島大角をリクエスト。 船長さんいわく、「実は牛窓周りでは、大角は一番遠いです。」と。 アレ?感覚では青島が遠いと思ってたのですが、南側に回りこむ分、大角の方が遠いそうで。 千松ちゃんは仕事の都合で夕方から地方で参戦。 今日は雨に備えて、撃ち返しはしないつもりで竿を5本準備。 潮が動き出すまでには、まだ時間があるのでまずはキス狙いで中崎向きに仕掛けを投入。 するとすぐにアタリがあり、20cmほどのキス。 これが正解と、3本をキス仕掛けで中崎から白石方向に。20cm前後のキスがポロポロ釣れます。 しかし、それも数投。釣れてくる魚がチャリコに変わり終了。
しばらくすると日も暮れて来たので、仕掛けを大物仕掛けに。ちょっと弱気の丸セイゴ16号。 やがて満ちの潮が流れ始めた19時過ぎ。南向きに投げていた竿のドラグがなります。 一旦止まり、再度走ったところで竿を手に取ります。糸ふけを取り、重みを感じたところで大アワセ。 魚の感触はありますが底にへばりついてます。何とか引き離しますがリールを数回巻いたところでフッと。 ・ ・ 力糸が飛びました。左方向は根がきついです。 まっエイですよエイ。きっとエイ。でもタイ類かな〜? 千松ちゃんは地方でニベを釣っているそうですが、他のメンバーは釣れていないみたいです。 その後はアタリも遠のき、潮が流れないためかウミケムシがポロポロ。 おまけに22時過ぎには天気予報よりも早く雨も降り始めたので、心も折れて寝ることにします。 朝の潮位は0cm未満なので、5時に起床し磯場でオカズ探しでもと思いながら、テントを設営しているとフレームがポッキリと折れ、追い打ち。 (T_T) まあヒビが入っていたのをガムテープで補修してたし、5年ぐらい使ってるんですけどね。 取りあえず立っているので、テントに入ります。 雨のせいか大して冷え込んでいないので、シュラフは体にかけただけで就寝。 ・ ・ 12時過ぎに雨音と寒さで目が覚めます。本降りにならなければいいけどと思いつつ。 ちょっとシュラフが濡れているような気がしますが大して気にもせず、シュラフを袋にして再度夢の中へ。 ・ ・ なんか寒くて目を覚ましたのは3時。 テントが雨漏りしてます。フライシートのある部分は大丈夫ですが、安物テントはフライシートが小さく、側面から雨がポタポタ。 テントマットの下には水溜りが出来てます。水没寸前。 (T_T)(T_T) 周りにおいていたベストやトレーナー、防寒着の袖もビショビショです。 どうしようもないので、一番下となっている角に孔を空け、水を抜きます。 なんとかシュラフの濡れていない部分を体に巻きつけ、丸まってうつらうつらしていると5時過ぎに。雨がちょっと小降りになっています。 動いた方が少しでも温もるかと、濡れた防寒着に袖を通し磯へおかず探しに出かけることに。 ちょっと足を延ばして、東側のグレ岩まで歩いてみますが、なんにも獲物がありません。まさに踏んだり蹴ったり。 ふと時計を見ると6時。満ちの潮が流れ出す時間なので、あわてて釣座に戻ります。 雨はまだ降ってますが、今日はこの時間帯が勝負と丸セイゴ18号の仕掛けを交換し、温存していた本コウジをつけて南向きに2本投入。 2本は針のみ新しくしてホンムシ、アオムシのミックスで南西方向に。(1本は取りあえずお休み) やがて潮が流れ始めると、沖に潮目が現れ、すべての仕掛けが、やや東向きに集まります。 7時になると雨もパラパラ程度となったので、一通り撃ち返しをします。 傘を差し、竿先を見ていると一番左の竿にもぞっとしたアタリ? 本コウジ餌なので食い込みを待ち、竿の後ろに構えしばらく様子を見ますが、後がなし。 痺れを切らして、竿を手に取るとグッと竿が引き込まれます。 反射的に大合わせをし、体を反らせたところで止めますが竿はしなったまま戻りません。ん?根? リールを3回転ほど巻き、再度大合わせ。するとズルーッと重く動きます。海草? リールを巻きますがなかなか底を切れません。とジワーっと締め込みがあります。エイかよ・・・ 根ガカリゾーンに近いんで走らせるわけにはいかんしと思いながら、力を込めて巻いているとゴンゴンという感触!あらタイ類だったの? 気合を入れ直しますが、あちこちぶつかる様なイヤな感触が伝わってきます。 リールも嫌な音を出してます。締め込みを我慢しながらリールを巻いていると何とか底が切れました。 後はゴリ巻き。20m付近のカキ殻のついたシモリもなんとかかわし、パカッと浮いたのは良型マダイです。 タモが届く距離じゃないので、岩の間に魚を持たせかけて、タモを手にして下に飛んで降ります。 タモを海に浸け、ハリスを持って魚をそおっとタモの中に。p(^〜^)q p(^〜^)q p(^〜^)q 手尺で50cmオーバー。牛窓にもこのサイズがいるんですね。 いや〜このポイントを選択してよかった。ユムシが売り切れでよかった。キング天秤に交換しておいてよかった。
マダイは夫婦でいるというので、もう一匹とは思いますが、手が震えて針が結べません。 しばし放心状態。 なんとか針を結び直し、コウジはボロボロになってますが十分な肉が残ってますので、そのまま使い同じ方向に投入。 今日のルールは異種2匹長寸なので、スズキ、ニベもと他の竿も撃ち返し。 しばらくするとウシノシタ(ゲタ)が釣れますが、こいつはちょっと小さく25cmほど。 魚の活性は高いようで、セイゴ、イシモチ(シログチ)、チャリコなどいろいろと釣れてきますが、長さがありません。 なんとか塩焼きサイズのチャリコ2匹とカサゴを一匹クーラーに追加して、10時過ぎに納竿としました。 船内ではタケちゃんも(ル)さんも「良いサイズのは、おらん」と言いながら、帰港してクーラーを開けてみると居ますやん。いっぱい。 月例会の結果は 優勝 本命のスズキ、ニベを揃えて タケちゃん 準優勝 終了間際のチヌで滑り込み ルアー名人さん 3位 地方から参戦ながらニベ5本で 千松ちゃん でした。 良型マダイを釣ったにもかかわらず、ドンケツですか。(怒) おまけに大会大物賞もスズキに1cm負け・・・ ちょっとは花を持たせるってことも覚えてください。 主な釣果(4名で) マダイ54cm、チャリコサイズはたくさん スズキ55、49cm、45〜35cm5匹 セイゴサイズは沸いてます。 ニベ 42〜35cm6匹 キス24〜20cm6匹 20cm未満ポロポロ エソ39、28cm カサゴ、イシモチ ポロポロ
出船 15日15時 納竿 16日11時 潮汐(宇野) 15日 満潮12:39 干潮18:50 満潮23:28 中潮 16日 干潮06:13 満潮13:31
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