雪です。強風です。2008年度の納竿大会は東備地区サーフの大会を兼ねて、山陰は境水道で大ガレイ狙いです。
天気予報は、土曜日は雪に強風。日曜日には回復するようですが、どうなることやら。 本心は欠席したいところですが、今年の黒潮サーフのペナントレースは大もつれなのでこちらも捨てられず参加することに。 準備したエサは定番のアオムシに、イシガレイにはユムシが良いそうなんで20ケ(かなり弱気)。さらに境港でテジ(テジロ?岡山で言うボケかな?)を仕入れ予定。 7時30分にルアー名人さんとチョン投げ師さんと管理人の3人で岡山を出発し、下道で境港を目指します。 タケちゃんはすることないんで前日から現地入り。千松ちゃんと西谷さんは仕事の都合で夕方からの参戦だそうです。 県北に入ると山や屋根に雪が見えるようになり、新庄の近くになると道路にまで雪が。 いや〜釣りに行く雰囲気じゃなくなってきました。♪恋人がサ〜ンタクロ〜ス♪ってか? 四十曲峠は、2WDの(チ)号では上り坂を登れず立ち往生。なんとか道脇に車を寄せてチェーン装着。 スタッドレス無縁の人間なんで、頼みの綱はチェーンです。 横を走って行く人は地元民ばかりなのか、この程度の雪で何をしてるの?という感じで覗きながら抜いていきます。 ほんの数kmほどの区間が凍結していただけで根雨の辺りになると道路の雪はなくなりました。 途中タケちゃんからの連絡が入り、弁当を買ってきてくれとのことなので、スーパーに立ち寄りちょっと休憩。 12時境港着の予定でしたが、30分ほど遅れて到着。 すでに清水町の引込線では、佐伯サーフの成清さん小山さんは強い向かい風の中がんばってます。 しばらく談笑の後、さてタケちゃんに弁当を届けに行くかと思っていると、500mほど東に鳥山が立っているのが見えます。 行くで!とすぐに駆け付けルアーロッドを準備。ミノーやバイブレーションを投げてみますが強風で届きません。 足元でコンと当たったような気もしますが、5分とせず心が折れて引き上げ。 車で片づけていると、隣にいたルアーマンが竿を曲げてます。あら?やっぱりいたのね。 しばらくのやり取りで上がったのは65cmほどの体高のあるスズキでした。これを見て、またロッドを継ぎますが、今度も5分で心が折れ終了。 今度こそ木工団地で竿を出しているタケちゃんに弁当を届けることに。 「どんなですか?」と聞くと、「さっきチヌが来たで」と。 釣果をあまり言わないタケちゃんが言うということはかなりのサイズか。 クーラーをこそっと開けてみると、デカっ!!50cmをはるかに超えるチヌが。 体高も厚みもあります。実寸で57cmあるとか・・・
鳥取側は風が激しくて、竿を出す元気が出ないので、島根側森山方面へ。 これだけ悪天候なら人はおらんでしょと思いながら、有名ポイントを見て回ります。 自衛隊前の小波止、森山岸壁の西角、郵便局裏の各ポイント、スベリと有名ポイントはしっかり先客が・・・ スベリの西側に潮サーフの内田さん発見。車の中でカニを食べながら、「この奥はだれもおらんぞ〜。」とのことで、酒屋前から西に約100m間隔に邪魔にならないところを選んで、(ル)さん、管理人、(チ)さんと釣座を構えます。 14時に実釣を開始します。 森山全般に言えることですが、浅! (ル)さんいわく、「あんまり浅いんで錘が底に刺さっとる。」 この付近は餌取りも全くいないし、仕掛けも流れない。おまけに雪が降ったり止んだり。 撃ち返しも億劫なんで竿を増やして6本に。こんなに竿を並べたのは何年ぶりか。 餌の確認に撃ち返していると、やや遠投していた竿に重みが。竿もいい曲がり。 カレイを確信し竿の曲がりをキープさせるよう丁寧にリールを巻きます。 20mほど先で仕掛けが浮くと足が見えます??イイダコですか。
今が時合いと更に撃ち返しますが、遊んでくれるのはイイダコのみ。 しばらくすると船が目前で旋回し、(チ)さんの釣座の方に。 船を着けるそうなので避けるように言われたそうで、アタリもないんで外江に移動するそうです。 ベースの車が無いとなると、冷え込んだら(ル)さんと管理人はどうすりゃいいの? まあ民家もたくさんあるんで、凍死しそうになったら泣きつきましょうか。 しばらく静かな時間が流れ、少し薄暗くなってきた17時過ぎ、チョンと竿先が揺れます。 テジを付けた竿なので、食ったのならもう針掛かりしているはずですが、激震はありません。 近投だし水深もないので、横にゆっくり大きくアワセを入れると根ガカリ? アタリは確かにあったんで慎重に引いてみると出てきました。 それほど手ごたえはありませんが、確かな魚の感触。30cmほどのソイでした。 瀬戸内では見かけないサイズなんで、追加を期待して撃ち返しますが後は無し。 20cmほどのマハゼ2匹と25cmのソイを追加しただけで、後はケムシ、ケムシ、ケムシ。 森山方面にも海ケムシは居たのね。 22時30分頃になり流れも緩み、雪も強くなったので仕掛けをすべて上げて、テントに逃げ込むことにします。 朝マズメに備え、というかドンと冷え込んで眠れなくなる前に仮眠。 (ル)さんは地元の方を交渉成立したそうで、敷地内の風の当たらない場所にテントを張らせてもらっています。 私の方は堤防の海側にスペースを見つけテントを張ります。今回はシュラフ2枚の重装備。 テントマットの上にシュラフを敷き、その上にもう一枚のシュラフを広げます。 シュラフの中には湯たんぽ。さらにシュラフの上に防寒着を掛け就寝。 寒さで何度か目を覚ましましたが、風がなければ結構大丈夫なもんで、5時過ぎまでゆっくり寝られました。 少々肌寒いですが、すっかり雪も止み風も凪いだのでテントを這い出します。 昨日に比べればはるかに釣り易いですが、相変わらず魚っけのない場所です。
明るくなってくると気温も上がり、地元の方が散歩がてら話しかけて来られます。多分このくそ寒いのに夜釣りをしてたバカをからかってやろうと思って。 しばし談笑しますが、この場所に釣座を構えた人を見たのは初めてとか・・・外しましたか。 そうこうしていると(チ)さんから電話で、境水道大橋が凍結しているので、少しでも気温が上がるギリギリまで待って迎えに来るそうです。 そのまま何も起こらず10時になり、納竿することに。竿を順に仕舞っていき、4本目の竿を立てると重みがあります。おまけに締め込み! 結構重みもあるので丁寧にリーリング、最後に大逆転!と喜んだのもつかの間、また海面に足が・・・ 最初から最後までイイダコでした。 集合場所に戻ると、さすがにこんな天候でも釣る人は釣ってます。カレイは30cmちょいじゃ勝負になりそうにないなと思っていると、「小さな大物の部」(カサゴ、キスなど)という、ありがたい看板が見えます。 係の方に「ソイも良いですか?」と確認するとOKとのこと。ソイを審査に提出します。 で表彰式。 カレイの部の優勝は、佐伯サーフの王賀さん イシガレイ49.0cm(森山) 準優勝 潮サーフの森さんイシガレイ47.0cm(森山)(管理人の釣座より1kmほど西) 3位 佐伯サーフの万代さん イシガレイ45.2cm(境港市大正町) 3位までは45cmオーバーですか。4位にワールドサーフの河田さんで5位にルアー名人さんマコガレイ37.2cm。ちなみにマコの中では一番大きかったようです。絞めてたんで縮んでます。 アイナメの部は優勝 チョン投げ師さん! サイズは伏せておきましょう。(昨年よりもさらに寂しいサイズかな?)
この悪天候の中、参加48名の大会で38名に釣果があり、45cmオーバーカレイが3枚。30cmオーバーまで入れると20枚以上釣れたんだから上出来でしょう。 風が弱くて外江側の有名ポイントに入れれば、もう少し釣果が上がっていたかな。
一方、クラブの月例会の方は、(2匹長寸 ただし、スズキ+スズキは不可) 優勝 強烈クロダイにスズキも釣っていて100cmオーバー タケちゃん 準優勝 本命カレイにスズキで ルアー名人さん 3位 外江に移動してからカレイ、スズキを追加 チョン投げ師さん でした。 主な釣果(6名で) マコガレイ37、32、32cm クロダイ56cm スズキ45、44cm40〜30cm5匹 ヒラメ36cm ソイ30、25cm マハゼ20〜18cm6匹 千松ちゃんがヒラメを釣っていたんで、知らん顔してカレイの部に提出すりゃえええがと勧めましたが、40cm未満のヒラメは厚みがないんでバレバレ。 ワールドサーフの河田さんにも、「このカレイは大きくなったら目が移動すんじゃが」とフォローしていただきましたが、審査員の判断は×でした。 まあ当然ですけどね。 自由出漁 実釣開始6日12時 審査時刻7日11時〜11時30分 6日 小潮 干潮14:06 満潮21:29 7日 長潮 干潮03:19 満潮08:34(境)
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