9月5,6日 9月度例会(牛窓一帯)

今年は、お盆明けから暑さも若干緩みましたが、昼は30℃を超える日が続いています。
9月例会は例年通り、東備大会を兼ねます。本賞はニベの部でマダイ、クロダイ、大きな大物、小さな大物が表彰対象になります。
今回はニベ、スズキ狙いで釣り場は牛窓を選定しました。
東備大会が正午より竿出し可のルールなので、釣れもせんのにクソ暑い12時に出船で渡船の予約入れています。

昨年11月例会で良型マダイを釣ったので、「マダイ釣りたいやろ?大角はゆずるわ。」とメンバーの気遣いもあり、即釣り場決定。「しおかぜ」渡船での渡礁になります。
集まったメンバーは7名。
まず黒島塚の下でルアー名人さん、小倉崎にチョン投げ師さん。黄島灯台に梅さん、大角に管理人。前島大谷に千松ちゃん、東の石切にタケちゃん、方源太に西谷さんが降ります。

マダイ、ニベ狙いで準備したエサは、ユムシにチロリとアオムシです。
まずは陽が高いのでキス狙い。たまに塩焼きサイズのチャリコも混じるので、ささめ大キスSに4号ハリスの2本針仕掛けにします。
チロリを針いっぱいに刺し、黄島灯台方向に2本投入。南向きには、丸セイゴ17号7号ハリス1本針仕掛けにユムシを刺し、2本投入。
左手の沖を引きの潮が流れているのは見えますが、100m以内には仕掛けが流されるほどの流れはありません。この流れじゃ大物はでないと判断して、昼食タイムとします。

陽射しはまだまだ強いですが、真夏の殺人的な陽射しとはちょっと違うなと思っていると、灯台向きの竿にアタリが出ます。
断続的な小さなアタリでキスのアタリでは無さそう。チャリコ?フグ?と思いながらアワセを入れると、軽い締め込みで上がってきたのは30cm弱のキビレチヌ。河口からは離れているのに、牛窓にもキビレがいるんですね。


陽射しが弱いといっても気温はグングン上がっています。このままではクーラーの氷も人間も持ちそうに無いので、クーラーに傘をくくり付け日除けにします。
と竿先が大きく引き込まれ、竿尻が浮きます(25号竿ですが)。竿に飛びつきアワセを入れると、今度は良い締め込み。キス仕掛けですが、この方向には大したシモリもないので、無理せず引きを楽しみながらリールを巻きます。大きく頭を振っているので鯛類ようです。
途中の締め込みはリールを巻くのを止めながらあしらい、ポッカリ浮いたのは43cmのマダイでした。
潮の変化がない時間帯にマダイが釣れたりするんですね。予想外の連続です。


その後、塩焼きサイズのチャリコと20cm前後のキスを追加しますが、大物は続きません。でも、すでにクラブ例会の提出魚はそろっているので余裕。後は夕マズメの満ち潮でニベ、スズキを釣れば完璧。大物に備え25号竿を仕舞います。
18時を過ぎると潮は転流し、沖を満ち潮が瀬切って流れ出しました。これに引かれ潮が出て、正面向きの仕掛けが左に流れ出せばベストですが、そこまで強い流れにはまだなりません。
と、灯台向きの竿に大きなアタリが出ます。大きくアワセを入れると重い手ごたえで、ニベ34cmを追加。ちょっとサイズは小さいですが狙い通りのニベで出来すぎ。
これでアタリは止まり静かな時間となります。

20時になると東風がゴウゴウと吹き始めました。竿先が大きく揺れアタリがわかりませんし、仕掛けもどのように入り、どのように流れているのか全くわからず、シモリを巻くようになります。
この状況ではちょっとしんどいので、竿を上げるかと考えていると(チ)さんより電話が。(チ)さんもニベを釣ったそうですが、他のメンバーは目ぼしい釣果は無いそうです。
と、竿先に風とは違う反応がでたので、「アタリですわ。」と電話を切ります。
慌てることも無いので、竿を手に取りゆっくり待ちます。大きい引き込みに合わせて、アワセを入れると竿が大きく曲がります。
重たい手ごたえであがってきたのは良型のニベ。手尺で2つあるので45cmでしょうか(実寸40cmでした)。群れが回ってきたことに期待して撃ち返してみますが、続きはありませんでした。
こんどは21時過ぎ、竿が海面に突き刺さる勢いで入ります。即座に大アワセをくれると竿が大きく弧を描きますが動きません。根ガカリ?と思っていたら、ゆっくりとこっちに動く感触。こりゃヤツですね。ポンピングしながら寄せてきたのは、幅60cm程のアカエイでした。何発もくると大変ですが、一匹なんで楽しめました。

その後、アタリも遠のいたので、竿を上げ寝ることにします。このころには風も弱まり、テントが飛ばされる心配も無くなり、安心してテントへ。




夜中に再度風が強まり、テントが体に押し付けられますが、4時まで熟睡。

このポイントで1回だけの実績ですが、マダイは朝マズメの強い満ち潮です。
マダイを期待して撃ち返しますが、魚っ気が全くなくエサも取られません。

7時になり、今日は9時帰港の予定なんで、このまま終了かなと思っていると、満ちの潮に引っ張られ仕掛けが左に流れ出しました。
今しかないと竿先に集中していると、コツンと小さなアタリ。この竿のエサはユムシ。じっくり食い込みを待ちます。
5分ほど待ちますが本アタリは出ず。諦めてアワセを入れてみると何かいます。大したサイズじゃないのでサーっと巻き上げ、31cmのマダイ追加。
良い潮が流れているので残念ですが、8時になったので仕掛けを回収することにします。

上位入賞は望めませんが、東備大会にはマダイ、ニベのどちらを提出しようかなと考えていると、3本目の竿にやや重みが。またチャリコ?投入方向が手前にシモリがあるゾーンなので全力で巻き上げます。
浮いてきたのは良型のキス。手尺では25cmは超えています。
小さくガッツポーズをし、納得の納竿としました。
丸セイゴ17号針に7号ハリスの仕掛けですが、しっかり飲み込んでました。実寸は27cm。

月例会の結果は
 優勝  本命ニベ、スズキを仕留め    タケちゃん
準優勝 マダイもニベも思ったより小さく  管理人
 3位  ペナントレース独走中の      チョン投げ師さん
でした。


東備大会の方はキスを提出し、密かに小さな大物の部の優勝を期待していましたが、優勝魚はダントツの29cmオーバーのキス。管理人は準優勝をいただきました。

ニベ50cmオーバー、キス29cmオーバーといった立派な魚が提出されていました。マダイ、クロダイ、スズキのサイズは失念。


久々の水深のある場所での磯投げで、体力が持つか心配していましたが、今回はファジーさんのスーパーウイングを多用したおかげで浮き上がりも早く楽が出来ました。
巻上げの負担が少ない分、撃ち返しも増え、好釣果につながったと思います。


主な釣果(7人で)
マダイ 43、31、30cm 30〜25cmポロポロ  キビレ 29cm スズキ 46cm
ニベ 42、40、40、39、37、34cm  キス27、25cm、22cm×5 カサゴ 20cm前後ポロポロ



出船 5日12時
納竿 6日 9時

潮汐 5日 大潮 満11:12 干17:31 満23:42
    6日 大潮 干05:55 満11:44   (宇野)


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