7月の月例会に続き8月も牛窓釣行です。ドカーンと良型マダイを釣りたいところですが、今回は南の風が強くなる予報。船長さんから、黄島の南向きなんかは船が着けられないと言われます。
夜はかなりの強風になりそうですので、風を避けるのと思いきや皆さんの選択ポイントは、黒島小倉崎にルアー名人さん、前島大谷にチョン投げ師さん、東石切に正信さん・・・ 皆さん南向きのポイント。チャレンジャーです。 千松ちゃんは青島ゴロ石浜へ。残ったタケちゃんと管理人は、船長の「ずっと投げ師は上げてないけど、キスでも狙ってみる?」の言葉で、ずっと北上し蕪崎(かぶらざき)の東、下筏(しもいかだ)へ。 下筏に接近すると、カモメの巣。渡磯しようとするとイヤそうにカモメににらまれます。北側にタケちゃん、南側に管理人が入り、蕪崎向きに釣座を構えることに。 岩の上の方は、鳥のフンで真っ白。波に洗われて岩が黒いところに荷物を置き、準備します。
まずは置き竿でキス狙いと、アスリートキス9号、ハリス1.5号の3本針仕掛けにチロリを大きく付けて投入。サビいて底を探ってみますが、特に大きな変化のない砂地で根ガカリは少なそう。 2色まで引いてきたところでゴンと大きなアタリに続いて、ゴンゴン竿先が引き込まれます。こりゃキスじゃありません。 キス針、細ハリスなんで軽めにアワセを入れ、ドラグも緩めにします。 マダイ?チヌ?巻き上げに入ると頭を振ってます。ちょっと型も良さそうなので慎重にやり取りしながらリールを巻くと、力糸の距離で銀色の魚が翻るのが見えます。40cmぐらいのチヌのようです。 慎重に慎重にとシモリをかわしていると、フッと軽くなりました。慎重になりすぎたようで針外れ。
夕暮れまでの2時間ちょいで6発アタリがあり4枚ゲット。1枚はちょっと小ぶりですが、後は35〜40cmクラス。アタリがあったのは、キス針から丸セイゴ14号の小針ばかり。キビレは小さな針がお好み? 日が暮れるとアタリは減りますが、それでも2匹キビレを追加。間にキスも釣れ2種確保できましたが、20時になると予報の通り、風がビュービュー吹き始めます。暑いんで風はありがたいですが、生ぬるい風で、体温は下がらず飲み物を多く消費します。さらに後ろから風を受けシブキも激しく、頻繁にメガネを拭かないと前が見えません。 何とか耐えながら撃ち返しを続けますが、アタリも遠のき22時になるとさらに風が強くなったので竿を上げ休憩。 早めに就寝したいところですが、岩の上は風がモロにあたりテントが張れない状態ですしフンまみれ。 岩陰の低いところは風は当たりませんが、0時過ぎの満潮時にはウネリで流されそう。 仕方がないのでそのまま我慢し、1時過ぎに水位が下がり始めるのをまってから就寝。 ・ ・ ・ ふと気付くを辺りはすっかり明るくなってます。またまた寝過ぎ。時計を見ると5時半でした。 タケちゃんの釣座に寝ぼけ眼でふらふらと行き様子を聞きます。 「朝は何にもアタらんで。静かなもんじゃ。」と。 ゆっくりと釣座に戻り、順番に仕掛けを投入すると、すぐにドラグがジャー。でまたまたキビレ。 タケちゃんに魚を見せると、「もう少し寝とけ!」と怒ってます。
しばらくすると、タケちゃんが「タモ〜!」。タケちゃんの釣座に向かうと手前のシモリに塩焼きサイズのマダイが。 2本針の上針がシモリに掛かっているよう。ツルツルの岩でスパイクが効き難いですが、何とかタモが届く場所まで前にでて、魚を向こうに押すと上手くシモリから外れました。 こりゃ逆転されましたね。 こちらにもチャリコが来ないかと撃ち返しますが、アタリはないまま7時半になり納竿としました。 今回はアオムシもユムシも良いとこなし。チロリ1000円で充分に遊べました。
で、月例会の結果は、 優勝 50cmオーバーのニベで チョン投げ師さん 準優勝 ウシノシタとスズキで長さを稼いで 正信さん 3位 マダイが効いて タケちゃん でした。 主な釣果(6人で) ニベ 52cm 40cm 30cm前後ポロポロ キス20cm前後ポロポロ チヌ(キビレを含む) 40、37、37、36、36、36・・・ ウシノシタ32cm セトダイ、カサゴなど 潮汐 28日大潮 干18:58 満00:52 27日大潮 干06:51
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