今年はまだまだ暑い日が続いていますが、9月第1週は東備地区サーフの交歓大会です。
釣り場は自由で、どこに行くか決まらないまま金曜日になります。タケちゃん、千松ちゃん、正信さんのお三方は、境水道で一発大物+キス狙いだそう。ルアー名人さん、チョン投げ師さん、管理人は結局ホームグラウンドの牛窓でニベ、マダイ狙いにします。 エサを購入し11時前に渡船乗り場に着きます。と船長から「フカセ師の迎えがあるんで小豆島に行きまっせ。帰りは潮サーフさんと一緒に上がればOKなんで、小豆島はどうです?」のお誘い。小豆島に行きたかった(チ)さんは喜んで了承。あのー小豆島だったらエサが違いまっせ。 てことで急きょ千振島(ちぶりじま)・葛島(かずらしま)方面に行くこととなり、フカセ師が12時の上がりだそうで、急いで出発。 牛窓沖の海水温は観測史上最高の29.7℃とか。熱帯魚でもしんどい温度です。 ルアー名人さんは葛島の石切りへ、チョン投げ師さんはタタミ一畳ほどの岩「トウフ」に。ちょっと時間に余裕があったので、船長がサービスでトウフ周りを魚探で海底チェック。凄い掛け上がりですしベイトも多く期待できそう。管理人はポイント図も見ておらず、ココはドコ?状態。勧められるままに「地蔵の浜」といわれるビーチに上がります。後方には真夏には営業はしてそうな海の家もありホンマにビーチのよう。
12時実釣開始のルールで、時計をみると11時半。適当なところにビーチパラソルを立ててゆっくりと竿を準備。3本を伸ばしたところで12時のサイレンが鳴ります。いつもなら早速仕掛けを投入するところですが暑くてそんな気にも・・・ 取りあえず4本伸ばして、まずはキス仕掛けをセットして投入。1本投げただけで汗だくになり、ビーチパラソルの下に逃げ帰ります。もう1本もキス仕掛けで投入しますが、サビく気にもならない暑さ。こりゃしばらくは休憩かなと思っていると、こんな時に限ってアタリでキスゲット。魚を見てもあまり元気になりませんが、取りあえず休みながら撃ち返しをし、もう一匹キス。 ここで満ちの潮が流れ始めました。今日の潮位差ならさほど流れないと思ってましたが、ココは凄く潮通しが良く、仕掛けが右に貼り付きます。放っておいてもいいんですけど、悲しいかな海を前に大人しくは、しにくくポイントを探しながら右へ右へと移動。 100mほど右まで行ってみると軽い根ガカリがあって良さそうなところがありますが、なんのアタリもなし。 2時間ほどやって見ますが、魚信はないので、船が着いた場所に戻ります。 流れを見てみると、沖は変わらず右向きに速く流れているようですが、手前は左に流れています。 50mほど投げれば、ちょうど流れの良いところに入りそう。 このポイントでもう動かん(動けん)と、竿を一本追加しときます。
(チ)さんに電話してみると、「日陰もなく暑くてどうにもならん。PETボトルの氷を抱いて寝てる。」と。あらま、じゃごゆっくりお休み下さい。 続いて(ル)さんに電話を入れると、「一投目でハネが来ただけ。今は日陰で休憩中。」 お二方とも釣りをしていないようです。私にゃそんな策はないので、釣り場では釣るだけ。 頑張っても夕方までに追加したのは、チャリコとベラだけで、ドカーンの大あたりはどうもエイのよう。右に左に良いように走りまくられながら、何とか力糸まで寄せ、姿を確認したところでサヨウナラ〜。幅は80cmぐらいありそうでした。 18時半に(ル)さんから電話が入り、「(チ)さんは、どうも熱中症でダウンだわ。手足がケイレンしているそうだけど、あそこじゃ寝るに寝られんから、20時の船で浜に移動するか上がるって言うてる。また連絡するから対応できるようにしとけよ。」と。こりゃ大変ですわ。対応できるようにと言われても何して良いかわかりませんが、取りあえず荷物を一ケ所にまとめて、竿も1本減らしておきます。 19時半に渡船がやってきましたが、降りてきたのは潮サーフのお二方。(チ)さんは乗っていません。簡単に挨拶をし、管理人の右側にI田さん左側にMさんが入ります。 しばらく待って見ましたが、連絡が無いんで(チ)さんに電話してみると、「船が牛窓に帰らんので、千振の砂浜に降ろしてもらった。ちょっと楽になったけど休んどくわ。」と言ってますが、「大人しくしとくんですで。」と念押ししときます。 やれやれと釣りに戻ると、すぐにアタリ。大きくアワセを入れると少し走ります。大した大きさじゃなさそうなんでそのまま巻き上げると、きれいなマダイ。 続いてアタリ。どうやらマダイタイムに入ったよう。こいつは先ほどのより良い手ごたえです。仕掛けを信じて強引に巻き取っていると、隣の竿とオマツリになってしまいハリスが飛びました・・・ その後、23cmほどのキスを追加したところでアタリは遠のき寝ることに。
右の方は良型チヌ、左の方はマダイにニベを釣っているそう。「もう少し我慢した方がいいんじゃない?」と誘われますが、昼から釣っている疲れが出て断念。ペース配分を勉強したほうが良いですね。 ・ ・ ・ 朝は良い潮が流れず。アタリはなく7時に納竿。渡船を待っていると良い潮が流れ始めます。残念ですが、マダイが1枚釣れたのでOKとしときましょう。 迎えの渡船では、(チ)さんは疲れ気味の笑顔。取りあえずは回復しているようで一安心。 話を聞いて見ると魚も釣っているよう・・・なんてヤツ!大人しくしとかんといかんでしょうに。 小さな大物の部でチョン投げ師さんが優勝、大きな大物の部でタケちゃんが準優勝をいただきました。 ていうか、みんなに心配掛けておきながら、優勝しちゃいかんでしょ!45cmのマダイも釣ってるし・・・
主な釣果(6人で) 千振島、葛島方面 マダイ 45、42、38、29cm クロダイ30cm スズキ41cm キス24、23、23cm キス、ベラ20cm前後ポロポロ 境水道方面 マゴチ 51、36cm エソ39、34cm 潮汐(宇野) 4日若潮 干12:52 満20:24 5日中潮 干02:53 満07:37
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